リフレクソロジー ~英国ベイリー式・リフレクソロジー~
足裏は”からだの鏡”といわれています。その証拠に足裏の形はその人のからだの形にそっくりなんです。
足裏のしわ、色、感触、などの情報をもとに足マップを作成後、足裏の反射区全体を痛過ぎない程度の圧でしっかりとリフレクソロジーの理論に基づき刺激していきます。
すべての情報から健康状態を分析、判断し、さらに必要と思われる反射区(リフレックス・ゾーン)にもどって刺激をくわえます。敏感に感じる反射区(リフレックス・ゾーン)はエネルギー的にみて、少し弱っているところとお考えください。最初敏感に感じ、痛かった反射区(リフレックス・ゾーン)も、繰り返しの刺激により、その場で痛みが和らぐ、もしくはまったくなくなります。
リフレクソロジーは、反射区(リフレックス・ゾーン)を通じて、内臓を含めたからだ全体を刺激することができる手法です。
継続してリフレクソロジーを受けていただくうちに、からだ全体のホルモンバランスや自律神経系のバランスが整い、自然治癒力が増していくと考えられています。
無農薬オーガニック栽培・野生のエッセンシャルオイルと上質なゴールデンホホバオイルを使用して、その日のお客様の状態にあわせたブレンドオイルをおつくりし、施術いたします。
TAOではイギリスでリフレクソロジーを普及させたベイリー女史のメソッドに従い、施術しております。
英国ベイリー式・リフレクソロジーを是非一度お試しください。
リフレクソロジーついての豆知識
リフレクソロジーっていつからあるの?
ヨーロッパでリフレクソロジーが知られるようになったのは、なんと14世紀のことだそうです。
ヨーロッパやアメリカの医師や自然療法家たちによって研究され、受け継がれてきた療法です。
リフレクソロジーの起源は5000年前の中国であるといわれています。
ペルシア、チベット、インドでも足のマッサージは行われていたそうです。
古代エジプトの墓でも、リフレクソロジーと似たやり方で手と足を施術している様子を描いた絵が発見されているんですって。
ちょっと感動!
アメリカインディアンも伝統的に足への刺激法を使っているとか・・・。
ヨーロッパでリフレクソロジ-が知られるようになったのは14世紀で、1582年に最初の本が出版されたそうです。その頃はゾーンセラピーと呼ばれていたそうです。
英国式リフレクソロジーはどうやって広まったの?
20世紀にはいってアメリカのDr. William Fitzgerald は、ヨーロッパにいる時にゾーンセラピーのことを知り、その後の研究により、頭からつま先までを縦割りに10のゾーンにわけ、各器官は同じゾーン内の手や足に反射するという説を唱えました。
その後、彼の説を支持するDr.Rileyとともにさらなる研究を進めていきました。
Dr. Rileyのもとで働くマッサージ・セラピストのEunice InghamはDr Fitzgeraldの説に非常に興味をもち、研究に長年を費やしました。
彼女はからだの器官に対応する足の反射区の位置をみつけだしていきました。
イギリス人のDoreen Baylyは、アメリカを訪れた時にEunice Ingham と出会いともに研究し、英国に帰国後養成校をつくり各地に広めました。
彼女は英国でインガム・ベイリー・メソッドによるリフレクソロジーの普及に大きく貢献しました。
英国では、補完代替療法がより広く用いられるようになってきましたが、リフレクソロジーはその中でも最も人気のある療法のひとつで、病院やホスピスなどでもとり入れられています
どうして足の刺激でからだを刺激できるの?
足の反射区刺激がどうしてからだを刺激することになるのか?
疑問に思う人も多いと思います。
それは、反射作用によるものであるといわれています。
反射とは刺激に対する無意識の反応です。
瞳孔が光に反応する、とかひざを軽くたたくと足が上がるなどは、よく知られる反射作用です。
反射作用が起こるには何かの刺激がいつもあります。
リフレクソロジーの場合では、足の反射区にかけられた圧が刺激となります。
この圧により、神経情報が感覚神経を介して中枢神経に伝達し、自律神経に伝えられ、からだのあらゆる臓器や腺を刺激することができます。
リフレクソロジーの血行促進作用について
からだが正常に機能するためには充分な血液供給が必要です。
血液は酸素と栄養を組織に運び、老廃物と毒素を取り除く働きをしています。
この過程で血管は、収縮と弛緩を繰り返しています。
正常に機能するためには血管の弾性が最も大切になりますが、ストレスや緊張を受けると、循環器系は締め付けられ、血液循環は制限されてしまいます。
リフレクソロジーによりリラックスしたからだでは、血液は自然に流れやすくなり、老廃物は取り除かれ各器官は充分に機能することができるようになります。
血圧を正常値にもどすというリフレクソロジーの効果がアメリカで発表されています。研究によると、研究対象者の75パーセントの収縮期の血圧が、61パーセントの弛緩期の血圧が正常化したということです。
足裏のぐりぐりって何?
足の裏の指の付け根やかかとの皮下にグリグリとしたかたまりを感じることはありませんか?
このかたまりはクリスタル・デポジットといわれ、圧をかけると痛みとして感じられることもあります。
これはカルシウムと尿酸の堆積物であり、からだ中の神経終末に堆積します。
これが大きくなると、血流を妨げるクリスタル・デポジットとなり、グリグリとしたかたまりとして感じられるようになるのです。
足の裏はクリスタル・デポジットによるうっ血をおこしやすい部位です。
無数の神経終末が足の裏にはあるので、老廃物が堆積しやすいことと、靴により足の動きが妨げられやすいのが主な原因です。
足は心臓から最も離れた部位にあり、重力に逆らって血流は心臓にもどされなくてはなりません。ところがクリスタル・デポジットのたまった足では、この機能は低下し、毒素が足に停滞しやすくなります。
定期的なリフレクソロジーによって、少しずつクリスタル・デポジットは粉砕され、残留物は血液の流れにより運び去られます。
徐々に足の血行は改善され、冷えも緩和されてきます。
リフレクソロジーとホメオスタシス強化について
血圧、体温、栄養素の血中レベルなどは常に一定レベルを保つように調節されています。絶えず変化する外界に対して、体内の状態を一定に保とうと維持するからだの能力のことをホメオスタシスといいます。
ところが継続的なストレスを受けると、バランスの保たれた状態は崩れてしまいます。
ストレスの内的要因としては、痛み、ネガティブな考え、低血糖などが、
外的要因としては騒音、酸素不足、温度変化などが考えられます。
からだにはストレスに対抗し、内的環境をもとのバランスのとれた状態にもどそうとする働きが備わっています。
リフレクソロジーは、この「バランスを維持する」という本来のからだの働きを強化することができるといわれています(=ホメオスタシスの強化)
リフレクソロジーの痛み緩和作用について
リフレクソロジーには痛みを緩和させる作用があるといわれています。
そのメカニズムには2つの説があります。
1.脳に、より多くのエンドルフィンをつくらせるよう働きかけます。
エンドルフィンとは体内のペインキラー(痛み止め)物質で、モルヒネの5倍から10倍ものパワーをもつといわれています。
これは、脳下垂体で作られ、脊髄を通る痛みの信号の伝達を妨げるように働きかけます。
2.痛みのゲートを閉めさせることができます。
これはゲート・コントロール理論によるものです。
神経系は限られた量の感覚情報にしか一度に対応できないといわれています。
神経系にこれ以上対応できないほどの感覚情報が送られると負荷がかかり、痛みのゲートは閉まってしまうので痛みの感覚を鈍らせることができると考えられています。リフレクソロジーによる足への刺激で、多くの感覚情報を送りこむことにより混乱させ、痛みのゲートを閉めさせることができるといわれています。